~ゆるっと看護の仕事やってます~
こんにちは。ハッピーナースのキャリアさんぽ、ハピナスのゆきんこ⛄です。
看護師の単発バイトの中には「イベント救護」というジャンルがありますが、 今回はその中でも マラソン大会の救護バイト に参加したときの体験談を紹介します。
派手さはないものの、現場力が試される、なかなか印象深いバイトでした。
■ 都内の川沿いを走る地域の小規模マラソン大会
参加したのは、都内で定期的に開催されている、川沿いのコースを走る小規模なマラソン大会でした。
都市型の大きな大会のような派手さはなく、 数百人規模の、市民ランナー中心のこじんまりとした雰囲気。
距離もフルマラソンではなく、 5km・10km・ハーフマラソン といった市民向けの大会だったと記憶しています。
参加者の年齢層は幅広く、80代くらいの方も見かけました。 また、いわゆる「アスリート体型」ではない、普段そこまで走り込んでいなさそうな参加者も案外多く、 看護師として見ていると「心臓に負担がかかりすぎていないかな…」と心配になる場面もありました。
高齢の参加者は多くはないものの、 若い世代に比べると急変の可能性は高いので、 人数が少なくてもリスクとして意識しておく必要があると感じました。
これは参加者本人のリスクであると同時に、 救護を担当する看護師側にとっても 対応の難易度や緊張感が上がる という意味で、仕事としてのリスクも上がるということだと思います。
コースは縦長で、川沿いを進む形。 スタート地点に救護テントが設置され、そこを拠点に活動しました。
当日、救護を担当していた看護師は私を含めて2名。 勤務開始と同時に、救護バッグとAEDの位置・中身の確認からスタートしました。
「このAED、絶対に使うことになりませんように…」 と内心願っていたのを覚えています(笑)
■ マラソン救護で実際に対応する事例
マラソン大会の救護で実際に対応した(または対応の可能性があった)事例をまとめます。
- 肉離れ・捻挫などのランニングによる怪我
- 転倒による擦り傷
- 低体温症(寒い季節)
- 脱水症状
- マメ・靴擦れなどの軽度トラブル
- 心臓への負担が疑われる体調不良(普段運動していない参加者ほどリスク高め)
私が担当したのは寒い季節の大会だったので、 低体温・脱水への警戒が中心 でした。
これが暑い時期なら、熱中症対応が必須になります。 季節によって警戒ポイントが変わるのも、この手のバイトの特徴です。
特に熱中症は屋外イベント系バイトでは本当によくあるので、 勤務前に「熱中症・低体温、それぞれどう対応するか」を確認しておくことをおすすめします。
冷却グッズや経口補水液の有無、救急搬送の連絡フローなど、 現場によって対応が異なることもあるため、事前確認は大事です。
軽度な処置で済むものが多い一方で、 低体温・脱水のように初期対応を誤ると救急搬送レベルまで悪化することもあるので、油断はできません。
■ 印象に残っているのは低体温・脱水の対応
一番印象に残っているのは、寒い季節の大会で、 低体温と脱水症状を起こしたランナーの対応 をしたことです。
コース途中で体調不良となり、大会スタッフが車を出して、 看護師1名(私)が同行、もう1名は救護テントで待機という体制で対応しました。
移動中はトランシーバーでテント側と連絡を取り合いながらの対応。 その方は意識ははっきりしていたものの、ほとんど自力で動けない状態で、 正直「これは救急搬送も視野に入るかもしれない」と思うレベルでした。
おそらく前日の睡眠不足も影響していたのではないかと思います。
スポーツドリンクをなかなか飲めない状態でしたが、 少しずつ声をかけながら飲んでもらい、体を温め続けた結果、 なんとか自力で動けるところまで回復。
救急搬送には至らず、ホッとしたのを覚えています。
この事例を通して、 マラソン前日の体調管理の大切さ(特に睡眠不足は大敵) を身をもって学びました。
当日の走りだけでなく、前日までの過ごし方が当日の体調を大きく左右するのだと実感しました。
■ マラソン救護バイトから伝えたいこと
この経験から伝えたいのは、 マラソン大会の救護は怪我の処置だけでなく、 体温管理・水分補給など全身状態への対応力が求められる ということです。
特に寒い季節の大会は低体温症のリスクが軽視されがちですが、 脱水と組み合わさることで思っている以上に状態が悪化することがあります。
「怪我の応急処置さえできればOK」と思っていると、 意外な場面で対応力を試されることもあるので、心構えとして知っておくと良いと思います。
■ 正直、割に合わないと感じて行かなくなった
ここからは少し現実的な話です。
このマラソン救護バイトは時給制で、拘束時間は2〜3時間ほどと短め。 交通費の支給はありましたが、移動時間を含めると正直 「割に合わないな…」 と感じることが多く、 2回ほど参加した後、応募しなくなりました。
今では募集要項の場所や時間を見るだけで 「あ、これはあのマラソン大会の救護だな」 と分かるようになったので、見かけても応募していません。
ちなみに、このマラソン救護のお仕事も 個人事業主としての案件 でした。
屋外イベント系バイトは、季節によって寒さや暑さがそのまま体力的なつらさに直結します。 屋内の施設バイトと違い、天候・気温がダイレクトに自分の体調に影響するので、 そのあたりも案件選びの判断材料にしておくと良いと思います。
■ まとめ:地味に見えて奥が深いマラソン救護バイト
- 怪我の応急処置(肉離れ・捻挫・擦り傷など)
- 気候による体調不良(低体温・脱水など)への対応
- トランシーバーでの連絡・チームでの動き方
病棟とはまた違った形で、看護師としての判断力を活かせる現場でした。
あなたの働き方が、もっと自由になりますように…。

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