病棟の「働かない人問題」、実は病棟だけじゃなかった話

看護師の働き方・キャリア

~ゆるっと看護の仕事やってます~ こんにちは。ハッピーナースのキャリアさんぽ、ハピナスのゆきんこ⛄です。

「なんでこの人、こんなに働かないんだろう…」

看護師として病棟で働いていた頃、何度もそう思ったことがあります。 今日はこの “働かない人問題” について、病棟時代の経験と、その後企業に出てから気づいたことを正直に書いてみようと思います。

■ 病棟でよくある「働かない人問題」

私が病棟で働いていた頃、こんな人たちがいました。

  • ナースコールに出ない
  • 自分の担当以外は見ない
  • 忙しいふりをする
  • 若手に仕事を押しつける
  • 自分の仕事だけ軽くしようとする

真面目に働く人ほど負担が増えていく。 そして、こういう人ほど 「私は忙しい」 と言いがち。

当時は本当にモヤモヤしていました。

「なんで私ばっかり…」 「なんでこの人は平気な顔して座ってるの…?」

そんな気持ちを抱えながら働いていた日もあります。

■ 病棟が特にしんどくなりやすい理由

同じ「働かない人問題」でも、病棟は特にストレスが強くなりやすい環境だと思います。

  • 命に直結する緊張感(ミスへの恐怖が常にある)
  • 夜勤で体力が限界になる(3交代の深夜入り、2交代の長時間勤務)
  • スケジュール通りに進まない(急変・ナースコールで優先順位が常に変わる)
  • インシデント文化の“犯人探し感”
  • 認知症・せん妄の転倒は防ぎきれないのに責められることがある
  • 人間関係の密度が高い(距離が近く役割が曖昧で摩擦が起きやすい)

真面目な看護師ほど疲れやすいのは、 責任感が強く、他人の仕事まで背負い、ミスを恐れて丁寧に仕事をするから。

これは性格の問題ではなく、

仕事量が見えにくい職場ほど損をするという“構造の問題”。

■ 企業で働いて気づいたこと

その後、企業で働くようになって驚いたことがあります。

同じような人が、業界を問わず普通にいる。

  • 自分の仕事だけ先に終わらせる
  • 他人の仕事は見て見ぬふり
  • 忙しい人に仕事が偏る
  • 働かない人ほど評価されることもある

「働かない人問題」は、病棟特有ではありませんでした。

男女関係なく、職種関係なく、 どこにでも起きる “社会全体の構造” だったんです。

企業では「自分のタスクだけ終わらせればOK」という文化が強い部署もあり、 病棟とは違う意味で“働かない人”が目立つこともあります。

■ 働きアリの法則は職場にそのまま現れる

「働きアリの法則」という話を聞いたことがあるかもしれません。

俗説ではありますが、集団の中では大体こんな割合になると言われています。

  • 2割がよく働く
  • 6割が普通に働く
  • 2割がほとんど働かない

そして、働かない2割を排除しても、 また新しい2割が働かなくなるとも言われています。

実際の数字は職場によって違うと思いますが、 私自身、病棟でも企業でも似たような現象を見てきました。

つまり、

働かない人がいるのは個人の問題ではなく、集団に自然と生まれる構造の問題。

■ 自分を責めなくていい。構造の問題だから

「私が弱いからしんどいんだ」 「私が要領悪いから疲れるんだ」

そう思う必要はありません。

働かない人が一定数いるのは、あなたのせいではなく、 どの職場にも起きる 自然現象 です。

だからこそ、

環境を変えることで楽になる可能性は十分あります。

■ 次の働き方を考えるなら

病棟以外の働き方は、思っているより多いです。

  • 企業看護師
  • CRC
  • 介護施設
  • コールセンター
  • 単発・派遣
  • 産業保健職

病棟にいると外の情報が入ってきにくく、 そもそも選択肢を知らないことが多いように思います。

でも実際は、働きやすい職場はたくさんあります。

まずは 選択肢を知ること が第一歩。

私自身、単発バイトを探すときは看護師専門の求人サイトをよく利用しています。 求人を眺めているだけでも「こんな働き方もあるんだ」と視野が広がるので、 しんどいときほど、ふと覗いてみるのもおすすめです。

■ まとめ

  • 働かない人はどの職場にも一定数いる
  • 病棟だけの問題ではなく、社会全体の構造
  • 真面目な人ほど疲れやすい
  • 病棟は特にストレスが強くなりやすい環境
  • 環境を変えることで楽になる可能性は十分ある

あなたがしんどいのは、あなたのせいじゃない。 それは 構造の問題 です。

余談ですが・・・。
この写真は、世田谷区・桜新町にあるサザエさん一家のブロンズ像です。近くには長谷川町子美術館があり、私は施設の夜勤明けにふらっと立ち寄りました。桜新町は、磯野家の架空の住所「桜新町あさひが丘3丁目」の舞台にもなっていて、街のあちこちに作品の世界観が息づいています。深夜明けの眠さはありつつも、単発バイトの合間にこうして関東の街を巡れるのは、働き方の自由さを感じられる楽しいひとときです。

働いていると色々なことあると思います。
それでも、あなたが 少しでも自由で楽しく働けますように・・・✨

    【問い合わせフォーム】

    コメント

    タイトルとURLをコピーしました