保健師免許は腐らない — 18年眠らせていてもキャリアになる理由

保健師

こんにちは、ハピナスの**ゆきんこ⛄**です。

私は保健師免許を取得してから、18年間一度も使わずに過ごしていました。
地方では保健師の求人がほとんどなく、
「保健師として働くなんて無理だろう」と思っていたからです。

でも都会に出て求人を見たとき、ふとこう思いました。

「せっかく持ってる資格だから、1回は使ってみたい。」

その気持ちだけでダメ元で応募。
すると、派遣ではあるものの採用されました。
しかもそのとき、私は40歳でした。

正直、不安はありました。18年もブランクがある自分を、本当に採用してもらえるのか。でも幸い、募集自体が「未経験でも可」という内容でした。それに何より心強かったのは、仕事を紹介してくれたエージェントの担当者さんの存在です。

その担当者さんは、私を採用させることを仕事にしているプロです。ブランクがある人、保健師としてはじめての人への対応にも慣れていて、面接に必要なことも一通り教えてくれました。しかも話を聞いていると、その保健所にはこれまでにも何人も人を紹介している様子でした。実際、一緒に働くことになった別の保健師さんも、同じ担当者さんからの紹介だったんです。おそらく保健所側からも「こういう人材が欲しい」という情報が日頃からやり取りされていたのだと思います。そうした信頼関係のある担当者さんに任せておけば大丈夫、という安心感があったからこそ、思い切って応募できました。

18年ぶりに保健師として働いたその経験が、
のちに企業保健師になるための大きなステップになりました。

■ 実際に働いてみて感じた「戸惑い」と「意外とできたこと」

いざ現場に入ってみると、戸惑ったこともあれば、意外と対応できたこともありました。

戸惑ったのは、「治療」と「予防」の視点の違いです。病院で働く看護師は、患者さんを治療するという明確な目的のために動きます。ですが保健師の仕事は「予防」が中心で、これは私にとって今までにない感覚でした。担当する住民の方に、こちらから「治療に行ってください」と強く言うことはできません。あくまでご本人の意思を尊重しながら、「こういう理由があるので、治療を受けられた方がいいと思いますよ」と、寄り添うような形で促すことしかできないのです。治療がメインの看護師としての感覚と、予防がメインの保健師としての感覚のギャップに、最初は戸惑いました。

一方で、意外と対応できたのは人とのコミュニケーションでした。社会人経験が長かったこともあり、住民の方や職場の方々としっかり関係を築くことは、それほど難しくありませんでした。また、分からないことがあったときは、職場の中で聞きやすい人・頼れる人を自分から見つけて聞きに行くようにしていました。新しい職場には大抵、一人くらいは親身に教えてくれる「天使」のような存在の方がいるものです。誰にも聞けずに困ってしまうのではなく、自分から進んでアクションを起こして、分からないことを一つずつ解消していきました。

■ 都内は保健師の求人が多い

都会に出て初めて気づいたことがあります。

行政保健師も企業保健師も、都内は求人が多い。

地方では選択肢が少なくても、
都会に出れば保健師として働くチャンスは一気に増えます。

これは求人サイトを眺めていて感じたことでもありますが、何より実感したのは、担当してくれたエージェントさんが同じ保健所に何度も人を紹介していたという事実です。一緒に働いていた保健師さんも、私と同じ担当者さんからの紹介でした。都内には保健師を必要としている職場がそれだけ多く、紹介する側にもそのぶんノウハウが蓄積されているのだと感じました。

はっきりと「このタイミングで気づいた」というより、日々の仕事の中で少しずつ実感していった感覚に近いです。単発バイトだけでも十分生活していけるくらい、そもそも都内には看護師の仕事自体がたくさんある。そして仕事をしていく中で、看護師資格に加えて保健師資格も持っている、という方に出会うこともありました。そうした方の話を聞いたり、実際に求人サイトをあれこれ見て回ったりするうちに、「意外と経験なしでも応募できる求人があるんだな」と分かっていった、というのが正直なところです。

「保健師として働きたい」という気持ちが少しでもあるなら、
環境を変えるだけで選択肢は広がると感じました。

■ 経験必須なら、短期派遣で積めばいい

保健師の求人には「経験必須」が多いです。
でも私はこう思います。

経験が必要なら、短期派遣で積めばいいだけ。

私は派遣で行政保健師を経験し、
その経験が企業保健師の採用で評価されました。

派遣は「キャリアの遠回り」ではなく、
最短で経験を積むためのルートになります。

■ 保健師になることをあきらめているなら

もし「保健師になるのはもう無理かも…」と感じているなら、私は伝えたい。

保健師を諦めなくていい。

18年眠らせていた私でも、保健師として働けました。

資格は腐りません。
使いたいと思った瞬間が、あなたのスタートです。

都会に出れば求人は多いし、
ダメ元で応募してみるだけで道が開けることもあります。

私は18年ぶりに保健師として働き、
その経験が企業保健師への扉を開きました。

だから、保健師免許を持っているなら、
選択肢のひとつとしていつでも取り出していい。

■ まとめ

保健師免許は、臨床経験がなくても活かすことができます。
あきらめる必要はありません。

  • なりたいと思った時がチャレンジの時
  • 求人の多い地域に行けば、保健師として働ける可能性が一気に広がる
  • 経験必須の求人が多い場合は、まず派遣や短期で経験を積むのが近道

資格は腐りません。
あなたのタイミングで、いつでも取り出していい資格です。

あなたの働き方が、もっと自由になりますように…✨

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